業務委託(フリーランス)美容師さんが、組織(正社員)に属するヘアサロンへ転職時の注意点
美容師として働く上で誰しもが抱える悩みを取り上げ、その解決策をお伝えします。

■美容師が業務委託(フリーランス)から組織に属する転職時の注意点■

まず注意点として業務委託(フリーランス)は、契約内容などで「何が報酬につながるか」が明確になっているという事です。

それにより、業務委託(フリーランス)は明確に定められた技術やオペレーションをしっかりやるだけで良いという状態ですが、組織では求められる物が明確にならないまま進んでしまうこともあり、そうなるとやり方に口出しされてしまうなどでストレスが発生するケースもあります。

また、それに伴ってサロンで行う顧客サービス全般も十分でないものが出来上がってしまうなど、今までと違う事が多々発生してしまう可能性があるので、そこは注意が必要です。

一方で、組織に入った際には、業務委託(フリーランス)の時には培えなかったマネジメントのスキルを1から学ぶ事ができますので、新しく学んでいく姿勢が非常に重要と言えます。

 

■フリーランスで成長スピードを上げるには?■

プレイヤースキルと組織運営能力」この2点が重要になってくると思います。

特に組織運営能力は、年齢とともに求められていくので、美容師として業務委託(フリーランス)だけの経験だと、この能力の取得が難しいと思います。ですので、そこを意識する事が重要です。

また、さらに美容師が業務委託(フリーランス)でスキルアップしていきたいのならば、今までやったことがない範囲を対価が安くても請け負っていく事を推奨します。

そも理由は、

それをやる事で、常に不足がある状態を作っていき、自分自身のスキルを上げて、その不足を埋める動きをする事で自分自身の価値を高めていくことが必要と言えます。

■フリーランスと組織 どちらが長い目で見たときにキャリアアップできるか?■

業務委託やフリーランス(個人事業主)は企業のトップと同じであり、求められる成果を自分で明確に認識する必要があります。

クライアント(お客様)からは明確にしてもらえないこともありますし、迷うこともありますが、その中でもクライアント(お客様)のニーズをしっかり掴むという事が求められます。

これはつまり「お客様のニーズを自分自身で探し続けていかないといけない」という事になると言えます。

 

別の視点で、例えば人間の機能が手足・神経・脳だと例えると、フリーランスや業務委託(個人事業主)は手足の能力のような「プレイヤー能力」は上がりやすいです。

一方でそればかりだと、脳の能力のような「マネジメントの能力」を上げるのが難しいです。 

どんな職種でも若手が有利である以上、年齢が上がった時、プレイヤーとしてだけでなく組織を動かす「マネジメント能力」をいかに身につけておくかという事が重要であり、そうでないと長い目で見た時、キャリアに対してリスクはあると言えるのです。

■マネジメントを行う人間が高給取りな理由■

最後に、なぜマネジメントを行う人間は給料が高いか?と聞かれる事がよくあります。

それは責任が大きいからということです。

フリーランスや業務委託の美容師としての働き方の場合は、瞬間の対価は高くなりますが、

どうしても一人分の対価になってしまうため、稼ぐ量が少なくなってしまいます。

そういった意味でも、

組織のマネジメントを行うことで、得られる対価が一人で行うよりも多くなり、よりたくさんの対価を獲得しやすくなるので、

長い目で見たときには、組織に属して組織のブランドを磨いた方がキャリアアップにつながりやすくなると言えるのです。

■美容師が中途として転職したらキャリアアップして当然?■

■美容師が中途として転職したらキャリアアップして当然?■

ここまで、美容師として今の環境でキャリアアップすることについて述べてきました。

 

少し話は変わりますが、

「転職したら年収が上がると思ってた」

という声をよく聞きます。

たしかに、ヘッドハンティングされたり、給与の条件の良いサロンを選べば、今よりもいい条件で転職していく人の話はよく耳にします。

 

しかし、そういうケースばかりではありません。

環境が変わり、立場も変わると、「求められること」も当然変わります。

その環境に合わせて自ら変化していかないと、「年収」だって下がってしまうのが当たり前です。

なぜなら、まったく同じ仕事、同じクライアントを持つことはありえないからです。

 

また、

「自分が思っているよりいい評価をされないから転職します」

という話もよく聞きます。

 

しかし、このブログの1つ目の要素を読み返してください。

その人は、

「本当に自分が何を求められているか」

を正しく認識できているでしょうか?

上司の求めることができていないのに、その現実から逃げてしまっているかもしれません。

改めて振り返ってみてください。

(もちろん、何を求めているかを明確にせず、気分によって目標や評価を変える上司がいる可能性もあります。その場合は、転職などによって環境を変えましょう)

評価制度の仕組みがしっかり整っている会社とは?

もし、あなたが今の美容室で「評価制度の仕組みがしっかり整っている会社」にいるとしたら、

最初に言った通り、

・あなたが上司に何を求めているのか?

・その求められたことを達成できているか?

・もし達成できていなければ、なぜできていないのか?

を把握し、改善していけば、必ずいい評価につながるはずです。

 

なので、まずは現状を受け止めて、

「自分が何を求められているのか?」

を確認しましょう。

そのうえで「量をこなすこと」を第一に頑張ってみることです。

もし、会社が目指す未来と、自分の目指すゴールが違うのであれば、

そのズレがない環境に転職するというのもありです。

そうすれば、おのずと、キャリアアップが果たせるはずです。

 

ここまでの内容はいかがでしたでしょうか?

皆さんのキャリアアップの参考になれば幸いです。